・ルイズ、このままじゃ皆殺されちゃう。
ねえ、捕まる前に逃げようよ。

・カノ、連れて行かれた母さん父さんを見殺しにする訳にはいかない。
それに村の人みんなを裏切る事は、神が許してくださるはずない・・・。

・では、神様は僕らを生かしてくれるというのか？何故一神教の僕らは迫害されなきゃならないんだい。

・分からない。けれどこれも運命なんだよ。受け入れるように教えられてきただろ。



（・途切れた筆跡。＝背徳心への不安定さ。）



・カノ、僕らずっと一緒だ。

・ずっと一緒さ。

・辿り着く先は必ず一緒。

・だって天国があるんだもん。

・僕らが悪童でない限り地獄は待ってない。


（走り書かれた跡）・足音が近付いて来る。怖い

（震えた稚拙な文字）・僕ら、また同じ所でまた逢おう。　


（双子の幾つも羅列された殴り書き）・約束

ボ　ク　の　悪　魔　の　翼　は　小　さ　い　。

小　心　故　か　何　も　喋　ら　な　い　。

け　れ　ど

黙　す　度　に　そ　の　翼　は　大　き　く　は　た　め　く　。

ボ　ク　の　悪　魔　は　小　心　だ　が　崩　壊　す　れ　ば　傲　慢　な　奴　だ　っ　た　。

や　が　て　其　の　翼　を　は　た　め　か　せ　る　時　は　

僕＜ボク＞　が　こ　の　白　い　家　を　燃　や　し　て　い　る　頃　だ　と　思　う　。

あ　あ　、　ボ　ク　が　も　し　彼　に　恋　を　し　た　と　告　白　し　たら

村　の　人　々　　はボ　ク　を　追　放　し　　て


焼　　き　　殺さ　　なく　て　はな　らな　いだ　ろ　う　。


本　当　に　歪　ん　で　い　る　の　は　誰　な　の　か　。

・「暗闇を照らす視界＜目＞が欲しいのかい？」

・「盲目の人生はもー、うんざりかい？」

僕「（頷く僕。）」

「そうかい」

「ならば見せて差し上げよう」

「さあ、見るがいい！その醜悪な姿を」



「（ふたりの哄笑。）」

「（僕の絶叫。）」


盲目であってもそうでなくても、
この身を愛せなければ幸せには辿りつけない。

「貴方の病は治りませんわ。」

白い肌の僕：「・・・・」

「だから苦痛よりも安楽をお求めなさい。」

「これは神様から授かった伝言なのです。」

声にならない僕：「（・・・それでもぼくは生きていたいのです・・・）」

美しい姿かたちを目の前に、何を言い返せましょう。

＜「君は天使？いや、寧ろ悪魔」＞

空　の　青　さ　が　丁　度　い　い　。
水　溜　り　の　透　明　さ　が　本　物　さ　。
青　い　海　が　僕　の　味　方　。

き　っ　と　自　由　は　何　で　も　な　い　と　こ　ろ　に　あ　る　よ　。

僕　の　好　き　な　色　は　白　や　青　だ　よ　。
黄　色　は　眩　し　す　ぎ　る　ん　だ　。
一　体　い　く　つ　好　み　を　変　え　れ　ば　気　が　済　む　の　さ　？

僕　は　出　来　る　限　り　好　き　な　様　に　や　っ　て　い　る　。

い　つ　か　見　た　大　人　の　自　由　を　垣　間　見　て　は
早　く　大　人　に　な　り　た　い　と　願　っ　た　ん　だ　よ　。

ギ　タ　ー　を　弾　け　た　ら　大　人　っ　ぽ　い　と　か
二　十　歳　を　過　ぎ　た　ら　大　人　だ　と　か
そ　う　い　う　ん　じ　ゃ　な　く　て　・　・　・　

僕　は　僕　な　り　に　今　日　を　歩　い　て　き　た　。

自　由　が　何　な　の　か　探　し　て　い　た　青　年　期　に　は
き　っ　と　校　則　に　閉　塞　感　を　抱　い　て　い　た　ん　だ　な　。

今　に　な　っ　て　よ　く　分　か　る　。

後　悔　も　今　頃　す　る　し　。

何　で　も　な　い　こ　と　が　自　由　を　奪　っ　て　い　た　ん　だ　。

本　当　の　自　由　な　ん　か　何　処　に　も　な　い　。
き　っ　と　何　処　に　も　な　い　。

　

忘れたいと思う程
近づく気がして尚イヤだ
どうして忘れらんないんだろうなあ

僕は非現実はキライだよ

考えたくないって思うほど
悩まされてる自分に気付いて自己嫌悪
結局、逃げられないんだ

キライと思うほど
それに囚われちゃって

キライなもの程忘れらんないんだから
困っちゃうよ、全く、、

僕　は　創　る　。

例　え　遠　く　な　っ　て　行　く　セ　カ　イ　が　
忘　れ　ら　れ　な　く　て　も・・・・

僕　は　是　を　創　り　た　い　。

創　り　方　は　意　外　と　簡　単　な　ん　だ　よ　。

材　料　も　小　遣　い　で　買　え　る　く　ら　い　な　の　さ　。

人　間　が　人　間　を　生　み　出　す　よ　り　も
亡　く　な　っ　て　行　く　数　の　方　が
多　い　と　い　う　不　思　議　な　セ　カ　イ　に
必　要　な　も　の　を

僕　は　創　る　。

神　を　創　る　。
悪　魔　を　創　る　。

こ　れ　に　誰　も　が　矛　盾　を　感　じ　る　。

で　も　・・・・こ　れ　が　正　し　い　と　思　っ　た　か　ら　。

僕　は　創　る　。

言葉を失くした楽園は
標識ばかりの記号が
蔓延っている　

望んだものが完璧すぎた
後悔の唄はどんなに素直か

この楽園だって結局は
失くした平仮名を隠した感じ

この楽園だって結局は
失くした平仮名を隠した感じ

この楽園だって結局は
　
　

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

　　　　　　
　
　

I said " I don’t made from sugar . "

You laugh at me .

You say " That right."
　
　

表現の物欲しさをも羨ましさをも

僕　が　誰　か　の　気　を　引　い　た　っ　て
妬　い　て　な　ん　か　く　れ　な　い　じ　ゃ　な　い　か

直ぐ他の手が真似を追究してしまう。

僕　が　口　で　叩　い　た　っ　て

公は模倣を許さない。決して決して。

振　り　返　っ　て　も　く　れ　な　い　じ　ゃ　な　い　か


こんな世の中に堕ちて来てしまったんだもの。
引き金はきっとこの見っとも無さをもっと育て続ける。
身勝手に生き急いで死に急ぐかも知れない。


ひ　と　つ　の　物　に　費　や　す　時　間　は　違　う　。
た　だ　失　う　事　を　恐　れ　て　必　死　で　し　が　み　付　き　た　く　な　る　。
そ　れ　は　結　果　ひ　と　つ　の　心　を　無　視　し　て　・　・　・



そうしている内、いつしか誰の目をも止めなくなってしまう
奏　し　て　い　る　内　、　い　つ　し　か　誰　の　目　を　も　止　め　な　く　な　っ　て　し　ま　う

それを求めていたのかも知れない
そ　れ　を　求　め　て　い　た　の　か　も　知　れ　な　い

捨　て　ら　れ　ず　に　失　う　な　ん　て　・　・　・
試さずに批評を気にするなんて・・・
　
　
　
　
　
”　も　う　止　め　よ　う　。　”
　
　

止　せ　よ　、　て　云　っ　た　け　ど
髪　な　ん　て　直　ぐ　伸　び　る　の　だ　か　ら　、　だ　と　。
僕　の　結　う　通　り　に　な　ん　か　な　ら　な　い　女　だ　。
　
”嘘　な　ん　て　自　信　を　失　く　す　だ　け　な　ん　だ　と
空　虚　は　漂　う　だ　け　だ　と　。”
　
僕　の　哲　学　は　求　め　る　ク　セ　に　。
　
　

”止　せ　よ　、　僕　の　云　う　通　り　な　ん　て　。”
　
”従　う　な　ん　て　ど　う　か　し　て　い　る　。”

君　の　答　え　は　何　だ　ろ　う　？
　
　

Even if my track record shine for a split second ，
　
I’m so happy .

So I would’nt like to regret my effort .
　
　

心　臓　の　音　が　拾　え　ま　す　。
こ　れ　は　只　の　道　具　で
こ　れ　は　ま　ま　ご　と　で　は　な　い　。
私　は　死　ん　で　い　る　の　で　は　あ　り　ま　せ　ん　。
目　を　つ　ぶ　っ　て　い　る　の　で　す　。　
　
　

夢　の　中　ま　で　現　れ　て
私　は　あ　の　ひ　と　を　追　い　か　け　る　。
ま　た　逢　っ　て　声　を　交　わ　し　た　い　の　か　、
と。
夢　の　後　で　気　付　か　さ　れ　る　。

か　つ　て　梅　の　香　が　立　ち　込　め　て　も
そ　れ　を　梅　酒　に　変　え　て　し　ま　う　位　の
容　量　は　、　少　し　で　も　あ　る　と　良　か　っ　た　。

「わ　た　し　は　あ　な　た　だ　け　の　ひ　と　で　は　な　い　。」

私　は　あ　な　た　を　探　す　手　立　て　を　失　く　し　て　ま　で　見　栄　を　張　っ　て　い　る　ね　。
　
・　・　・　可　愛　く　な　い　ね　。　
　
　

何　も　無　い　所　か　ら　創　造　す　る　今　日　を
苦　し　ん　で　い　て　　決　し　て
道　に　迷　っ　た　り　し　な　い　も　の　。
お　家　へ　急　ぐ　の　だ　・　・　・

　
　

「　も　う　何　も　云　わ　な　く　て　良　い　ヨ　」
　
「　も　う　別　に　泣　か　な　く　て　良　い　ヨ　」
　
「　も　う　失　う　物　は　何　も　な　い　。　」

だ　っ　た　ら　、　こ　こ　は　何　処　な　ん　だ　い　？

そ　れ　が　分　か　っ　た　ら　早　く　駆　け　て　お　い　で　。
　
早　く　駆　け　て　お　い　で　。